消費者金融大手アコムは26日、2007年3月期連結業績予想を下方修正し、最終赤字が従来予想の2573億円から4379億円に拡大する見込みだと発表した。利息制限法の上限(年20%)を超える「グレーゾーン(灰色)金利」の返還請求増加に対応し1325億円の追加引き当てを行うため。前年同期は655億円の黒字だった。
同社は、消費者金融大手4社の中で最も厳格に引き当てを行っていたが、「利息返還の増加基調は今後もしばらく続く」(広報部)としてさらに引当金を積んだ。
他の大手ではプロミスが3783億円に、武富士が3338億円にそれぞれ連結最終赤字が膨らむと見込んでいる。アイフルは現在、1854億円を予想しているが、引当金の積み増しで赤字幅が拡大する見通し。消費者金融大手4社の赤字額は合計で1兆5000億円前後に達する可能性も出てきた。