三井住友フィナンシャルグループ(FG)が、経営再建中の大手スーパー、ダイエーから子会社であるオーエムシー(OMC)カードの株式を取得し傘下に収めることが7日、事実上決まった。関係者によると、ダイエーが6日実施した最終選考で、三井住友FGとともに候補として残っていた新生銀行が入札を見送ったため。
これにより、三井住友FGが発行済み株式の31%を保有する筆頭株主となる。取得価格は約800億円に上るとみられる。ダイエーは、三井住友FGが示すOMCの企業価値向上を目的とする事業提案などをさらに検討した上で、月内に正式決定する。
ダイエーは、保有するOMC株の一部売却で有利子負債を減らし、経営再建のスピードを加速させるが、売却後もOMC株を約20%保有し続け、連結対象会社とする。
三井住友FGは、約890万人の会員を抱えるOMCを事実上傘下に収めることで、会員数が1495万人の三井住友カードや中小信販のクオーク、新たにグループ企業となった大手信販のセントラルファイナンスなどと連携し、個人金融事業を強化する。